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2008 年 1 月 のアーカイブ

Thinkpadの悲鳴

2008 年 1 月 24 日 コメント 1 件

愛機Thinkpad X31がハードディスクが回っているときに時折、ガラスをこすり合わせたようなキイィィ~って甲高い音を出すようになった。この修論提出・発表直前でやめてくれぇ。

思えば、学部2年のときの11月から4年と3ヶ月、酷使し続けたからなぁ。連続稼働時間24時間超なんてよくあること。電車の中では作業するために乗り換えるたびにスタンバイ・復帰の繰り返し。時にはチベット高原に持参したり、内蒙古の砂漠化地帯で作業したり。落下なんて今までに何回あったことか。鞄への出し入れが頻繁だったことを考えれば、相当な負担があったはず。

おかげで筐体のいたるところが欠けている。ディスプレイのヒンジはユルユルでちょっと力を加えるとすぐに倒れる。ハードディスクカバーのネジで止めるところが欠損してしまったので、セロハンテープで止めている(これがとれたらHDDがスコスコ外れる!)。はっきりいって満身創痍。

これまで不安要素が感じられなかったので、買い換える気はなかったが、さすがに異音を出されるとマズいという気になる。修論が済んだら、新年度までに買い換えようと思う。バッテリーがまだまだ使えるからもったいない気はするけど。

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WMSの使い方

2008 年 1 月 22 日 コメントはありません

Web Mapping Serverとは、衛星画像や地形データ、地図画像をインターネット経由で提供してくれるサーバーで、今日、ちょっと使ってみたら意外と使い勝手が良かったので、備忘録として残しておく。

WMSは、URLでデータセットの名前や範囲の引数を送ってあげて、画像をダウンロードするという仕組みになっている。この仕組みを利用するにはブラウザで下記のようにURLを入力するのが最も簡単。
http://wms.jpl.nasa.gov/wms.cgi?SERVICE=WMS&VERSION=1.1.1&REQUEST=GetMap&BBOX=72.584934,13.957659,133.737075,65.806004&SRS=EPSG:4326&WIDTH=678&HEIGHT=574&LAYERS=global_mosaic_base%2Cmodis%2Cmodis&STYLES=%2C%2Cdefault&FORMAT=image/png&TRANSPARENT=TRUE

そのほかの方法としては、
Quantum GISでWMSレイヤを追加
・MapserverのMapファイルでWMSレイヤを記述<ここを参照>

用途としては、まず、研究対象地域を示す図の背景があるけど、情報システムでの使い道としては、ベースマップとして最適だと思う。

このページに公開されているWMSのリストしてある。ここのリストを眺めていくつか試したところ、最強な感じなのは、NASA JPLが公開しているWMSだと思う。何がすごいかって、ETM+のパンシャープン画像(空間分解能15m)の全世界モザイクが利用できるんだもん。あとめぼしいのはMODISのDaily composite画像かな。

いまは修論追い込みでそれどころじゃないけど、時間ができたらいろいろいじってみたい。

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製紙業界偽装表示―朝日新聞の報道で気になること

2008 年 1 月 19 日 コメントはありません

巷で話題になっている製紙業界の偽装表示について。この文章では、朝日新聞の表現に気になった点があるので、とりあえず書いておく。その真偽や展望に関する文章ではない、念のため。

16日22時34分付の朝日の記事を見てみると偽装という表現に「」(かぎ括弧)がついている。

日本製紙の問題をきっかけに調べたところ、北越製紙、三菱製紙、大王製紙、王子製紙の各社でも同様の「偽装」が判明した。・・・
日本製紙の親会社、日本製紙グループ本社の中村雅知社長(66)は同日記者会見し、他の製品でも配合率を「偽装」していたことを認め、全容を解明し次第、引責辞任する意向を表明した。

思うに、製紙業界に見られた一連の事実とは異なる表示は、品質維持のため、さらには環境保全のためになされたものであり、食品業界に見られた悪質な偽装とは違うのだよ、というのが「」に込められた朝日のメッセージなのかなぁ、なんて考えていた。

でも、18日付の天声人語では偽装に「」は付いていない。そして、見直してみると、16日の記事でも末尾の偽装には「」は付いていなかったりする。いったいなんだったんだろ。

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ENVIのモラン統計量計算のナゾ

2008 年 1 月 16 日 コメントはありません

ENVIのSpatial statisticsで計算されるグローバル/ローカルモラン統計量の確認をしていたところ、どうも教科書で示されている関係式と合わない。教科書で示されているグローバル/ローカルモラン統計量の関係式は

グローバルモラン=(Σローカルモラン)/連結行列の総和 (1)

となっているが、ENVIの計算結果に対しては、この関係が成り立たない。試行錯誤した結果、ENVIでは下記のような関係になっているようだ。

グローバルモラン=(Σローカルモラン)*分散/連結行列の総和 (2)

なんでこんな風になっているのかを推測するに、分散と標準偏差を間違っちゃっているんじゃないのかなぁと思う。教科書ではローカルモランは次式のように定義されている。

ローカルモラン=(データ値-平均値)*Σ(隣接するデータ値-平均値)/分散
         =(データ値-平均値)*Σ(隣接するデータ値-平均値)/(標準偏差^2) (3)

一方、(2)が(1)と合同になるようにローカルモランを定義すると次式のようになる。

ローカルモラン=(データ値-平均値)*Σ(隣接するデータ値-平均値)/(分散^2) (4)

(3)と(4)を比べると、ENVIでのローカルモラン算出式は教科書の算出式で標準偏差を分散に入れ替えたものとなっている。もしかしたら教科書がまちがっているのかもしれないけど、ENVIでの計算結果がやたらと小さい数値になっていることを考えるとENVIの計算の仕方が普通じゃないんだろうな、と思う。

とりあえず気が向いたら原典をたどってみる。

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Spybot S&D 1.5に注意!!

2008 年 1 月 15 日 コメント 1 件

昨年末、毎年恒例のクリーンインストール(Win2k)を済ませてから、スパイウェアの除去をしていなかったので、そろそろやっておくか、と思って、昨日にSpybot S&Dをインストールし、スパイウェア検出処理を実施した。

そして、今日、先生と打ち合わせがあるから、さっさと資料を用意しなくちゃな、と思いつつ、作業を進めていくうちに再起動をかけた後から、一挙一動が重過ぎる。スタートメニューやコンテクストメニューを開くだけでも数十秒、PowerPointなんて画面が開くまで待ちきれなかった。

これはおかしい、と思って、心当たりを探った。昨日から今日までに施した処理といえば、1)Windowsのフォントを変えた、2)Spybotをインストールした、ぐらいだった。

まさかSpybotが原因とは思わなかったので、1をはじめに疑う。フォントを全て標準に戻して、再起動。ぜんぜん状況は変わらない。この時点ではまだ2を疑うことはせず、タスクマネージャを眺めていたら、services.exeがCPU99%のままだった。services.exeでググってみると、services.exeになりすますマルウェアがあることを知る。そうか、マルウェアか。ならばSpybotで除去ができるんじゃないのか、と思ってSpybotを起動しても激重で起動しそうにもない。

Spybotの最新版(1.5.1.15)はもともと起動がすごく重くて、開発元もバグと認めたそうな。修正した実行ファイルが配布されているので、これをインストールされたSpybotSD.exeと交換する。

さーて、これで晴れ晴れマルウェアが除去できるぞー、と思ってSpybotで処理させても、それらしいマルウェアは検出されず。悩んでいたところ、さっきググった「spybot 重い」の検索結果の一覧で、2ちゃんねるのキャッシュが目に入った。

「既出かもしれんが、Windows 2000で免疫チェックがクソ重いのは、DNS Client サービスが腐っているせいだぞ」

なぬ!これはWin2k特有の症状なのか!もしかしてservices.exeが荒れ狂っているのは、DNS参照が暴れているから?「spybot services.exe」でぐぐって下記ページにたどり着く。僕のとまったく同じ症状だぁ!と喜んで読み進めてみる。

沢村 | SERVICES.EXEのCPU使用率100%問題解決

要約すると、Spybotは利用者をイケないサイトから離すために、イケないドメイン名を全部localhostに置き換えるという処理をしている。その方法として、hostsというファイルを書き換えている。しかし、普段は127.0.0.1 localhostしか書かれていないhostsに大量のイケないドメイン名の記述が入るもんだから、DNS参照が暴れだす、と。XPは特に問題は見られないから、2K特有の症状と見て確実だと思う。

Spybotのメニューでバックアップからリストアすればhostsは元に復元される(といっても127.0.0.1以外の記述を削除するだけだが)。

そんなこんなで打ち合わせまで残り5時間という状況でパニックしていたわけですよ。はぁ。
あ、資料は無事に準備できて、打ち合わせは至って普通に済みました。

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