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2009 年 5 月 のアーカイブ

Googleストリートビューとプライバシー

2009 年 5 月 26 日 コメントはありません

「ストリートビュー」洗濯物の画像はプライバシー侵害か?.

これ↑を読んでこれ↓を思い出した。
http://www.oshiete-kun.net/archives/2009/01/google_12.html

当人にとっては、これは重大なプライバシー侵害だ。住宅地図をあわせたら居住者が判明する場合もあるし。

それを反映しての撮影位置変更なのだろうか↓。
「撮影位置を40cm引き下げます」、グーグルストリートビュー - @IT

『日本の住宅地では垣根や塀越しに敷地内が見えるという問題が指摘されていた』って書いてある。塀があるからこその安心感と、それが破られたときの不安感がこういったプライバシーの問題に発展するんだろうなぁ。なかなか塀とプライバシーの問題は奥が深そうだ。

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Web文書の地理情報化

2009 年 5 月 25 日 コメントはありません

ぶらぶらネットサーフしていたら、こんなAPIを見つけた。
Home – MetaCarta Developers
本家の紹介:Geographic Search and Referencing Solutions – MetaCarta – At the Forefront of the GeoWeb

内容は詳しくは見ていないが、Web文書に地名などの記述があれば地名の位置情報を返したり、地名のタグをつけたりするAPIだと思う。裏方で動いているのがこのAPIとは限らないが、イメージとしては下記記事のようなものだ。

  1. 「Wii」向けニュース配信サービス、地球儀の上にニュースをマッピング – ニュース – nikkei BPnet
  2. ソーシャルニュースマップ – Map de News beta –

2は2007年3月14日にサービス開始して、そこそこ盛り上がっている様子。

こんな風に、ニュース記事をはじめとして様々な文書を実際の地理空間に関連付ける仕組みがあらゆる方面で整備されてきている。しかし、僕は地理情報に従事する立場でありながら、なぜ人々がそれに惹かれるのか、正直なところよくわからない。僕自身、何かしらが地図にマッピングされるのを見て面白いと感じる。でも、その面白いという感情がなぜ出てくるのかが自分でも理解できていない。

少し考えてみた。

面白いという感情の裏には、ある現象を認知したり、その仕組みを理解したりすることがあると考えよう(おおよそ間違っていないはず)。すると、地図にWeb記事などの情報をマッピングすることで初めて見えてくる現象とか仕組みがある場合に「面白い」と思うんじゃないだろうか。たとえば「徳島と東海道に投稿が多いなあ」とか。

それならばWeb記事と地名をリストにしたものでOKじゃないか、地図にマッピングする必要はない、という考えがあるかもしれない。しかし、地理空間全てにおいて地名が日本語で認知されている(ラベリングされている)とは限らない。日本の都道府県はほぼ全て認知されているから実感が沸きづらいかもしれないが、海外の見たことも聞いたこともないないような土地にニュース記事(日本語に限らずいろいろな言語)のマッピングがやたらと集中している場合を想像してみよう。たとえその土地があなたにとって全く無関係であったとしても集中している現象が気になるはずだ。

GIS(地理情報システム)の代表的ベンダーであるESRIのキャッチフレーズに”GIS, our common language.”というものがある。なんかとても宗教的な響きを感じさせるが、この”language”にヒントがあると思う。中学生のとき、英語の授業中に「あなたは閉じられた部屋にいるとする。外国語を学ぶのは、その部屋に窓をつくることと同じで新しい世界への入り口になるのだ」と言われた記憶がある。

すなわち、地図にマッピングされた記事を見て「面白い」と思うことは、地図によって新しい世界(中身とか仕組みとか)見えてくることにともなう感情ではないだろうか。それを意識すれば、百花繚乱で高度化する地図サービス群の中で、新しい地図サービスへのヒントがつかみやすくなると思う。

以上、想像に筆をまかせた駄文。

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2009 年 5 月 20 日 コメントはありません

ねとらぼ:その名言、「※ただしイケメンに限る」を付ければ絶望感いっぱいに – ITmedia News.

orz

ん、まぁ、見ていて笑えますよ。息抜きにどうぞ → http://ikemen.loplass.net/

一方、希望に満ち溢れるWebサービス → http://itog.sakura.ne.jp/busamen/index.cgi

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博士の社会的地位

2009 年 5 月 17 日 コメントはありません

livedoor ニュース – “博士サマなのに…”なぜ嫌われる?「ポスドク」研究員.

欧米と比較して、日本(というかアジア)では博士や博士課程学生があまり評価されていないような気がする。僕が聞いた限りの具体的な話では

  • 欧米では”Dr. ~”とか”Prof. ~”と呼ばれて一般人とは別格扱い
  • アメリカでは博士課程学生の月収は40万円くらい
    (そもそも初任給が日本に比べて高いということは注意しなければならない)

だとか。一方、日本では

  • 多くの学生が経済的に困窮している
  • 上記記事のとおり、就職に不利
  • 博士課程学生というと学部生の延長のようなものだと思われ、毎日遊んで暮らしていると思われている
    (特に高齢者にこう思う人が多い)

こうなってしまった背景に日本では学問と産業が別世界として考えられてきたことがあると思う。特に理学系では顕著なようだ。僕の聞いた話では、ある薬学系の研究室は、実験して論文発表してハイおしまい、という流れで社会との接点が全くないとか*脚注参照。産業と学問の大きな構造とは別に、この仕組みは学生個人の人格に良くない影響を与えていると思う。そのような中でこういう動きがあったりするわけだが、今まで社会との接点を持たずに仕事をしてきた人達から煙たがられているようである。

僕の場合、工学寄りで産官との連携が効いてくる分野であるので、比較的恵まれた境遇だと思うが、それでも欧米での博士や博士課程学生に比べて立場は劣ると感じている。好きなことをやらせてもらっているんだから文句は言えないが。という発想がなおさら立場を悪くしている。

この不況の中、研究開発分野は縮小されつつあるようで、ますます立場が小さくなるかもしれない。とりあえず少しでも多くの手に職を身につけて、あらゆる方面で小銭稼ぎができるようにしておくのが生き抜くすべだろうか。

脚注:薬学系で社会との接点がない理由のひとつとして、臨床実験がなかなかできないことがある。医学系には附属の病院で臨床実験ができるが、薬学系は附属の病院に所属していないことが多いため、臨床実験のチャンスにありつけない。中には医学系の研究室と連携して臨床実験にこじつける薬学系の研究室もあるようだが、全てがそのように積極的というわけではないようだ。

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思わぬ個人情報流出

2009 年 5 月 15 日 コメントはありません

さっき、携帯のメールに「メル友になりませんか?」というメールが届いた。しかもウィルコムのライトメール。こういう怪しいのには手を出したくないから基本的に無視するが、そもそも僕の電話番号をどうやって知ったのか気になったので調べてみた。

自分の電話番号でGoogle検索してびっくり。なんと自分の電話番号があるブログ記事でさらされている!(僕の電話番号か携帯メールアドレスを知っている人は検索してみてください、しばらくは残っていると思う)*脚注参照

内容は見覚えがある。これは数ヶ月前に僕が幹事した飲み会のお知らせだ。しかし、この飲み会のお知らせは研究室のメーリングリストの入っている人しか読んでいないはず。不思議に思ってブログの執筆者のプロフィールを見ると中国人のようだ。僕が所属する研究室は中国人が多いので、そのうちの一人がうっかりブログの記事にしちゃったのでは、という疑いを持つ。

とりあえずブログの執筆者に即刻削除するよう勧告し、その記事にリンクする検索サイトなどにも削除を依頼した。

思わぬところで個人情報が流出し、妙な影響にいたったので、不思議にハラハラした体験だった。

*脚注:正確に書くと、飲み会の会場にした居酒屋を紹介するレストラン検索サイトに「ブログ検索結果」なる小物モジュールがあって、そこに問題のブログ記事がリンクされていた。Google検索でヒットするのはその居酒屋の紹介ページ。キャッシュがすぐに更新されれば良いのだけれども。

22:23追記

上記のレストラン検索サイトにお問い合わせフォームでリンク削除を依頼したところ20分で対応してくれた。すげぇ、人が張り付いているのか。というわけで、今ではもう見られません。

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